これまでとこれから。

Up to this day and hereafter.

(英語多読) 10万語達成の効果、スタミナと鈍感力が向上。おすすめの本の紹介も。

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英語多読100万語を目指しています。

ひとまず英語多読10万語を達成しましたので、読んだ本、おすすめの本を紹介します。そして、10万語達成後の変化も書いていきます。

 

 

*多読の取り組み方はこちらで紹介しています。

koremadetokorekara.hatenablog.com

 

読んだ本一覧

ぼくの場合はPenguin ReadersのLevel2を中心に読みました。読んだ本は次の通りです。読んだ順に並んでいます。

評価については、読み物として面白かったか否かで5段階評価としています。

No タイトル シリーズ YL 単語数 累計 評価1~5
1 Barack Obama Penguin Readers
Level 2
2.4 6,875 6,875 ★★★
2 Black Beauty Penguin Readers
Level 2
2.3 9,390 16,265
3 Apollo 13 Penguin Readers
Level 2
2.4 8,119 24,384 ★★★
4 Dante's Peak Penguin Readers
Level 2
2.4 7,000 31,384 ★★
5 Audrey Hepburn   Penguin Readers
Level 2
2.1 3,888 35,272 ★★
6 Fly away home Penguin Readers
Level 2
2.4 11,000 46,272 ★★
7 American life Penguin Readers
Level 2
2.2 3,082 49,354 ★★
8 Heidi Penguin Readers
Level 2
2.4 8,601 57,955 ★★★
9 Michael Jordan   Penguin Readers
Level 2
1.0 1,960 59,915 ★★
10 Gandhi Penguin Readers
Level 2
2.4 4,794 64,709 ★★★
11 A Christmas Carol Penguin Readers
Level 2
2.4 8,882 73,591 ★★
12 Gift of the Magi and
Other Stories
Penguin Readers
Level 2
1.1 4,400 77,991 ★★
13 Alice In Wonderland Penguin Readers
Level 2
2.2 7,693 85,684
14 Extreme Sports Penguin Readers
Level 2
2.2 4,128 89,812 ★★
15 DragonHeart Penguin Readers
Level 2
2.4 9,770 99,582 ★★★
16 Men in Black Penguin Readers
Level 2
2.6 9,900 109,482 ★★

改めて振り返ると、偏りなくバランスの取れたジャンル選択となっていました。

 

全体的な感想

読みやすい・読みにくいジャンルというのが分かってきました。

 

ともかく、小説は読みにくい。表現がストレートではないことがありますし、内容も実話にではないので、常に読解内容があっているか不安にさせます。特に「Alice in Wonderland」なんて、ホント苦行。途中から修行僧の気持ちで挑んでました。

 

さらに言うと、同じ小説でも古典の分類になるほど、オチに納得がいかないとか、展開がつまらないと感じます。価値観の変化によるものでしょうね。

 

一方で、伝記や紹介本(スポーツやアメリカの歴史本)については、大変読みやすかったです。これから多読を始められる方に一言アドバイスするなら、1冊目は小説を避けたほうがいいという事です。

 

おすすめの本

読んだ本15冊の中から、おすすめの本を3つ紹介します。

 

Gandhi (4,794文字)

英語学習しながら歴史の勉強にもなる、一石二鳥の本。ガンジーの非暴力主義は評価できますが、今の世界情勢で通用する手段なのかと言うと、そうとも思わない。日本の周りがきな臭い情勢の今読むと、思うところも出てくると思います。

Level 2: Gandhi (Pearson English Graded Readers)

Level 2: Gandhi (Pearson English Graded Readers)

 

 

Heidi (8601文字)

アニメのハイジとの対比が面白い。こちらのハイジは原作寄。登場人物のクズッぷりが見所です。形容するなら、アニメは登場人物の闇の部分を覗いた「きれいなジャイアン」、こちらは「通常のジャイアン」。

Level 2: Heidi (Pearson English Graded Readers)

Level 2: Heidi (Pearson English Graded Readers)

 

 

 ALICE IN WONDERLAND (7693文字)

内容ではなく、英語学習という観点から、おすすめします。内容はナンセンスな内容ばかりなので、自分の読解が正しいか不安になります。多読に慣れてきて、調子に乗ってきた頃に、天狗の鼻を折るためにも、スパイス的におすすめします。

Penguin Readers: Level 2 ALICE IN WONDERLAND (Penguin Readers, Level 2)

Penguin Readers: Level 2 ALICE IN WONDERLAND (Penguin Readers, Level 2)

 

 

10万語達成すると変わったこと。

10万語達成して変わったことは

  1. リーディングのスタミナ
  2. 分からない単語も無視できる鈍感力

の2点が向上したことです。

 

リーディングのスタミナ

英語を読んでいても疲れにくくなって、集中力が持続します。ただし、本のレベルを上げると、一気にスタミナを消耗しますので、またまだ、これからです。

 

分からない単語も無視できる鈍感力

理解できない文章、単語に出会っても、気にせずどんどん進む習慣がつきます。

これは、逐一辞書を引かなくても、読み進めれば文書は理解できているという事に気づくからです。昔は辞書で引かないと精神衛生上、気持ち悪かったんですけど耐性がついてきました。

 

今後に向けて

現在のレベルで読める本は、読みやすさ重視のため、少し退屈です。ここを早く脱したいと思いますが、焦らず、次の20万語までは現在のレベルの本を読み進めて、様子をみたいと思います。