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三日坊主のぼくでもTOEIC 530点⇒865点を取れた勉強法

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うちの会社はTOEICの点数に応じて報奨金がもらえます。ぼくは有り難く小遣い稼ぎをさせてもらってたんですが、たまに、同僚から英語の勉強ってどうやるのって聞かれるんですよ。

それで、私みたいな学のない人間でも出来てるんですよ。エリートの皆様なら勉強方法はご存知でしょうと。お戯れを。と割と本気で思うんです。

でも冷静に考えると、大学受験で死ぬほど勉強できた同僚も、途中で投げ出しちゃう。みんな忙しいし、他に楽しいことはいっぱいある。やればできるはずなのに、続けることが難しい。

 

英語は時間をかけて勉強すれば誰でも習得できると言われてます。

ワタミの元社長がテレビで「途中で止めるから無理になるんです。途中で止めなければ無理じゃ無くなります」なんてブラック臭香しいこと言ってたらしいですが、ある意味真理なんじゃないかと。 

私も以前は勉強を始めて止めて、また始めて止めての繰り返していました。いわゆる三日坊主でした。

 

だから、モチベーションを維持して何処まで行けるかが大事。気合いだけではそんな事はできない。だから、ちょとした仕掛けをつくればいいんです。

 

ぼくの勉強の歴史

2011年、一念発起して手始めに受けたTOEICは530点。

その後2015年に受けたTOEICは865点で、いわゆるAクラス入りを果たします。

約5年の間、三日坊主のぼくは日々薄~くダラダラと勉強を続けてきました。ここ注意です。5ヵ月じゃないですよ。いえいえ、5年です。だから~Five yearsですっ!

5年間の勉強時間は1,140時間40分でした。TOEICに特化した勉強はほとんどしていません。ちなみに、2017年1月に久々に受験したTOEICも865点でした。

 

何と要領の悪い奴だと言いたいでしょ。安心してください、ぼくも同意します。

こんな恥さらして何が言いたいかと言うと、ゴールまでの距離は様々あると思いますが、続ければ何とかなるという事です。少なくとも近づきます。

継続するためのモチベーションをどうやって維持したか。ぼくが実践した4つの仕掛けをまとめていきたいと思います。

 

【仕掛けその1】定量的な目標を設定しよう。

みなさん何で英語を勉強するんですか?モテたいから?海外旅行がすきだから?TOEICが昇進の条件だから?

でもそれは最終目標です。さらに細分化した目標も決めましょう。ボスに挑む前にセーブポイントに寄りますよね。ここまでは、やや当たり前の話です。

ここからが特に大切なんですが、その細分化した目標設定は定量的で、根拠があるものにしてください。どーゆう事かと言うと、ぼくの一例を紹介します。

 

目標

海外の仕事に関わるようになりたい。だって、かっこよさそうじゃないですか?

 

細分化した目標 その1・・・英単語を8,000語覚える。

目標の根拠・・・仕事で英語を使おうという場合は、8,000語は必要。

引用:「本物の英語力」鳥飼玖美子 著(講談社現代新書) 

本物の英語力 (講談社現代新書)

本物の英語力 (講談社現代新書)

 

 

細分化した目標 その2・・・1,500時間勉強する。

目標の根拠・・・英語を身に着ける目安の勉強時間は1,500時間

引用:「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」Hiroyuki Hal Shibata  著(ディスカヴァー・トゥエンティワン

20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ

20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ

 

 

といった具合です。やらないといけないことが具体的に見えてきますよね。先が見えないゴールであっても、何とか一歩を進めだせそうに感じませんか。

さらに、客観的な根拠も持たせていますので、この勉強方でいいのかという不安

になりにくいという効果もあります。

 

目標が設定出来たら次です。

 

【仕掛けその2】勉強時間を記録しよう。

ポケモンGOまだやってますか?ぼくは最近やってません。ともかくですね(汗)、何が言いたいかと言うと、ポケモン集めてる場合じゃないですよってこと。勉強時間や記録集めましょう。育て甲斐がありますよ。

 

だって、どれだけやったか進捗が分からないと、やる気がなくなります。さらに、差分化したゴールまでの距離が近づくいてくるからもう少し頑張ろうってなる。記録をつけないと迷子になっちゃいます。

ぼくは何を、どれだけの時間勉強したか5分単位でも記録を付けています。Dropboxなどのクラウドサービスにエクセルの記録表を保管します。あとは、スマホから、いつでも記録が残せます。

 

ポケモントレーナーもいいですが、英語がができる人にもなりたいものです。

 

【仕掛けその3】教材は大人買いしよう。

英語教材の出費を惜しんではいけませんよって話。

教材に飽きてくることってあるじゃないですか。目移りすることも絶対にあります。そんな時は我慢するんじゃなくて、どんどん新しい教材を買いましょう。やりきるなんて三日坊主には到底難しい話です。それで、また飽きたら新しい教材を買いましょう。どんどん行きましょう。三日坊主をずっと繰り返せばいいんです。

これを続けているうちに、あのとき買った教材に戻りたいなってことも絶対出てきます。なので無駄にはなりません。見向きもしなくなる教材もありますが。

 

こお金惜しんで、過去の勉強時間を無駄にすることだけは止めましょう。お金が必要だったら、その勉強時間をアルバイト等に当るべきです。

 

【仕掛けその4】スキマ時間に勉強しよう。

感覚的にぼくの勉強時間の8割通勤中。残り1割がカフェとか。最後1割が家という感じです。土日もほとんど勉強してません。だって、家だとゴロゴロしたいじゃないですか。テレビ見たいじゃないですか。ゲームしたいじゃないですか。家族と過ごしたいじゃないですか。

通勤中なんて、たいした楽しみないんです。あとは待ち時間とか。小さな勉強時間を積み重ねることが大切です。家に帰ったらやりたい事やった方がいいです。そもそも、三日坊主が家で勉強できるとは思わない方がいいです。

それと、カフェとか電車とかだと、他に英語勉強してる人が結構いらっしゃいます。あれが刺激になるんです。サボると置いてかれるなとか。同志よ一緒に頑張ろうとか、同じ教材つかってるね、運命だね、なんて。分かります、気持ち悪いですよね。でも、いい刺激になるんですよ。

 

まとめ

以上、三日坊主のぼくがモチベーションを維持できた仕掛けは次の4つです。

  1. 定量的な目標設定しよう。
  2. 勉強時間を記録しよう。
  3. 教材は大人買いしよう。
  4. スキマ時間に勉強しよう。

英語に限らず、勉強がなかなか続かなくて困っている方、ぜひ参考にしてもらえれば嬉しいです。